今は現役のコーチではないですが
学生時代、アルバイトながらテニスコーチをやっていました。
学生のアルバイトの場合、アシスタントコーチというのが多いですが
なぜか私はメインコーチに・・・
はっきり言ってテニスコーチって気苦労が多いですが
(人気商売なので・・・)
このころには、本当にいろいろ勉強させてもらいました。
その勉強のうちの一つが、
「球出し」。
やってみれば、分かりますが、
【打ちやすいボールを打つ】って
これがかなり難しい。。。
コンチネンタルグリップでわずかにスライスをかけて・・・
テンポは余らず足らずのちょうどいいタイミング・・・などなど・・・
かなり、練習しましたね。
ヘタだったので。
ちなみにかなりテニスが上手くても、
球出しが下手な人は多いですね。
上手い人は相手が打ちにくいボールを打つために
練習しているので、当たり前といえば当たり前なのですが・・・
(ただ、本職のコーチでサイドスピンの方も・・・多いですね・・・
当り損ねたら、「ボールをよく見て」って・・・バウンドが微妙に曲がってるのですが・・・)
当時、苦労してる私にヘッドコーチが教えてくれたコツ(のひとつ)。
「ローテンションでストリンギングしたラケットを使う」
→試打用ラケットの中にわざと
30P位のテンションでストリンギングしたラケットがありました。
当時の私は自称ハードヒッターで
ガットはハイテンションと思い込んでいた・・・
球出しも65Pの自分のラケットを使っていました。
が、ローテンションのラケットを使うと
かなり球出ししやすい。。。
(もちろんテクニックがあっての話ですが)
ハイテンションだと、球離れが早く弾いて飛ばしている感じだが、
ローテンションだと、球を乗せて運ぶ感じ・・・
これがコントロールしやすい感じがする。
ちなみにボレーもやりやすい感じがする・・・
ただ、科学的根拠は良く分かりません。いつか調べてみよう???
今は、子供の球出しやテニス仲間の球出しをしますが、
さすがにバンバン打つラケットを
球出しのために、ローテンションで張るわけにもいかないので
ふるーい昔の使わなくなった
ラケットにローテンションでストリンギングしています。
っで、このラケットのガットが久しぶりに切れたので、(何年ぶりかな?)
ローテンションでガット張りしてみました。(今回は30Pです)
ホームストリンガーなので気軽に張れますね。
安いガットなら1張り500円ぐらいですから。
たぶん、お店に持っていくと、こんな古いラケットは張ってくれません。
グロメットはあちこち割れてるし、
フレームだってこんな古いの張っているうちに折れるかもしれないし・・・
わたしがストリンガーだったら間違いなく断ります・・・
ホームストリンガーだとこんなときも問題なし(もちろん自己責任で)。
興味があれば、
自分でストリンギングすることをおすすめします。
ホームストリンギング(ガット張り)についてはこちらもどうぞ。
はじめてのガット張り講座
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テニスラケットのグロメットを交換した
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